地質および地盤調査
地質および地盤調査
平板載荷試験
地盤反力係数及び地耐力、極限支持力、降伏荷重を求める試験です。
地盤に直径300mmの円形の載荷板を設置し、ジャッキで荷重を加えて試験を行います。
JGS 1521「平板載荷試験」、JIS A 1215「道路の平板載荷試験」に準じます。
キャスポルによる簡易支持力測定(NETIS登録)
CBR、粘着力(c)、内部摩擦角(Φ)、コーン指数(qc)、道路の平板載荷試験から得られる地盤反力係数(K30)等の測定が可能な装置です。
加速度計を内蔵したランマーを地盤に落下させ、ランマーが地盤に衝突する際に得られる衝撃加速度の最大値を、地盤の反力係数と相関させる衝撃加速度法であり、基礎地盤支持力の確認が必要な公共工事や、河川堤防の補強工事(腹付盛土工事、高規格堤防工事等)や、道路土工の施工管理に適用ができます。
NETIS:KK-980055-VEに準じます。
現場密度試験
盛土の締固め度を求める試験です。盛土の締固め管理に広く利用されています。
下記の方法などにより測定します。
RI法
微量のRI(放射性同位元素)を利用して、盛土の締固め度を求めます。
従来の砂置換法による現場密度試験に比べ、短時間での測定が可能、大規模の盛土の場合経済的である、等のメリットがあります。
砂置換法
最大粒径が53mm以下かつ試験孔の孔壁が自立する土を対象とする試験方法です。
試験孔から掘りとった土の質量を直接測定し、体積の測定は掘り取った試験孔に、あらかじめ密度を測定した試験砂を充填して、充填に要した質量から体積を求め、土の密度を求めます。
適用範囲が広く、作業性もよいことから最も一般的に用いられている密度試験です。
突き砂法
砂置換法では自然落下により試験孔に測定用の砂を充填するのに対し、人為的な操作によって突き固めるために粗粒土の試験孔壁細部にまで測定用の砂が充填されることから、粒径の大きいものまで適用できます。
A法、B法、C法があり、試験対象土の最大粒径によって選択します。
現場CBR試験
φ50mmのピストンを土の中に貫入させるのに必要な荷重強度を測定し、土の表面的な硬さの大小を判定する試験です。
クラッシャーランを使用し多数の貫入試験を繰り返し、その平均値をCBR100%として定めたものに対し何%の強さがあるか測定します。
JIS A 1211に準じます。
簡易動的コーン貫入試験
原位置における地盤の動的な貫入抵抗(Nd値)を求める試験です。
質量5±0.05kgのハンマーを500±10mmの高さから自由落下させ、その打撃回数によりNd値を求めます。
装置が10~15kgと比較的軽量であるため、狭小道や急斜面での試験も可能であり、コストの削減も期待できます。
また、連続的に試験を行うことも可能です。
しかし、比較的軽量であるがゆえに、地盤が弱いところにしか適用できず、よって貫入抵抗の大きい粘性土地盤や砂礫地盤では行えません。
ポータブルコーン貫入試験
コーン指数(qc値)を求める試験です。
粘性土や腐植土などの軟弱地盤に人力で静的にコーンを貫入させることにより測定を行います。
スクリューウエイト貫入試験
土の硬軟又は締まり具合を測定します。
先端がキリ上になっているスクリューポイントを取り付けたロッドに荷重をかけて貫入し、25cm貫入させるのに要した回転数を測定します。
静的貫入抵抗を求める試験方法の一つです。
ベンケルマンビームによるたわみ測定
自動車を移動させることによって生じる路床、路盤やアスファルト舗装のたわみ沈下量を測定します。
土質試験
物理試験、力学試験、材料試験など承っております。
環境材料分析試験
水質試験、土壌分析など承っております。
法面挙動測定
各種調査
上記以外の調査につきましても、ご相談下さい。